オリエント急行の始発駅、シルケジ駅を探検
イスタンブール到着初日。
ホテル到着。写真だと結構素敵だったのにーー、めっちゃ狭い。ベッドが大き過ぎて身動き取れない。
でもまぁ場所は駅前で最高だし、安宿でコレなら大満足ということで。
やっぱり写真だと素敵。実際ボロいけど。私の大好きなトルコブルー。
最上階の食堂テラスから駅と海が見渡せます。これに惚れて日本から予約!
さっそく駅前を散策。シルケジ駅は現在、トルコ国鉄(TCDD)は走っておらずホームだけが開放されています。なにやら線路工事をしているということで、ヨーロッパ方面へ向かうにはこの駅から代替輸送のバスに乗せられ、30分ほど走ったところにある駅に向かいそこから鉄道へ。
シルケジ駅は、TCDD運営の地下鉄道Marmarayの駅もあるので、この地下鉄駅につながるということなのかな?そうすればボスポラス海峡対岸のアジア側にはすでに地下線路がつながっているし。
これはあくまで私の予想で、いろいろ調べたり聞いたりしましたがよくわかりませんでした。
駅周辺には、懐かしの蒸気機関車も。煉瓦造りの駅舎といい趣き抜群!
駅ナカにはかつてのオリエント急行待合室を利用したミュージアムや展示スペースなども。
ちょうどカリグラフィー展をやっていました。アラビア文字って美しい!!
美しい天井!
ホームには使われていない車両があるくらいで、人通りもまばらでのどか。
犬や猫の憩いの場になっています。
まずは無事の到着と、これから3ヶ月間続くひとり旅の成功を祈念してどっかで一杯やりたいなー、と思っていたら駅のホームにあるオリエントエクスプレスレストランのカフェ席が空いている!
さっそく、ビールを注文してひとり乾杯!
これから毎日、こんなにのんびり昼間からひとり飲みができるのかと思うと、、喜びに震えてきます笑
さいっっっこう!!
オリエント急行気分を満喫した後は、ちょっくら散策。海のほうへ。この辺は昔来たことがあるのでなんとなく土地勘あり。やはりボスポラス海峡は素敵。
ガラタ橋、釣り人おおすぎー!
ガラタ橋の下通路から見上げるとこんな感じ。絡まりそう。。
名物サバサンドをちゃっかりいただく。
体重測り屋さん。トルコにもいまだにこんな人いるのね。
シルケジ駅へ戻る。正面は改築中のためちょっとボロボロですが、やはり美しい駅舎です。
駅散策中に、毎晩駅のホールで伝統舞踊セマーをやっているということで勧誘を受け、せっかくなのでチケットを買ってみた。いきなりの散財ですが観光も楽しまなきゃね!ということで。
これがなかなか少人数制で良かった。真ん中のアリーナ席で鑑賞。
音楽部隊、合っているんだか合っていないんだか分からない不思議な音楽。
踊り手さん登場!最初は黒マントを着ています。
駅にいっぱいいる猫ちゃんが横ぎるのどかさ。
セマーは宗教儀式ということで、踊り手さんたちの表情も恍惚な表情。
見ているとトランス状態というか不思議な世界に吸い込まれる感じがします。
夜のシルケジ駅もステキ。
やっぱりネコが徘徊しています。
駅の事務所窓口にもネコ。
のどかな夜が更けていきます。初日から大満喫。私、元気だな。