チューリップが溢れる春のイスタンブールまち歩き&プチデート
イスタンブールまち歩き、午後は定番のアヤソフィア&ブルーモスクゾーンへ。
この時期(4月中〜下旬)のイスタンブールはチューリップ祭り開催中。
実はトルコはチューリップ発祥の地とのことで、チューリップのことをLaleと呼んでいてあちらこちらでLaleFesが行われています。
イスタンブール市内の花壇には色とりどりのチューリップが美しく植えられていました。
チューリップとカラフルなトラムが絵になります。
ブルーモスク前もこのとおり!
アヤソフィア前には、チューリップで作られたフラワーカーペットが展示されているとのことでしたが、大行列で近づくことも難しい状態で断念。
ブルーモスクの中庭。ちょうど礼拝時間のため中に入りきれない人で中庭が埋め尽くされていました。
訪れた日はちょうど休日だったため、アヤソフィア&ブルーモスク周辺は人が多すぎて…。
外国人観光客だけでなく地元の人もたくさん集まって来ている様子。
ブルーモスクを少し見学したあとはお目当てのスレイマニエモスクへ。
ここはグランドバザールを抜けた高台にあるため、まるで山登りのような急な坂道が続きます。
距離は近いのにひと苦労。
近くの楽器屋さん。やはりチューリップ柄。
たしかに食器などでもこのチューリップ柄はよく目にしますね。さすがは発祥の地。
なんとか坂を登りきり、スレイマニエモスクへ。
ブルーモスクに似た外観ながら、天井の装飾と中庭から見える海の眺めがステキなモスク。
アクセスは大変ですが行く価値ありです。
入り口。
赤の装飾がステキなアクセントになっています。
中庭から海が見える!この開放感がたまりません。登って来てよかった。
外塀に登るとさらに素晴らしい景色が。あちらこちらに屋上カフェが見られます。眺め最高だろうな。
グランバザールを抜けてシルケジ駅周辺へ戻ります。帰りは下り坂だから楽ちん。
夕方16時。昨日イスタンブール到着と同時に出会った紳士と、今日の夜行列車の出発まで食事する約束をしていたため、待ち合わせ場所のシルケジ駅へ。
会うなり昨日の紳士な感じよりややテンション高め。
移動のためトラムの駅へ向かうと早速、「僕は昨日の出会いに運命を感じている!!」とのたまう。
やばい!昨日の勘違い(私はすでに離婚していてシングルであると彼は思っている)が尾を引いている!
なんとか訂正せねば…、と思った矢先、
紳士「ところで今、ボーイフレンドはいるの?」と聞かれたので、チャンス!とばかりに
私 「いるいる!真剣にお付き合いしている人がいます」と回答。(ほんとは夫だけど)
とたんに落胆の色を隠せない彼。出会って10分。すでにやる気喪失していらっしゃいます。
これ、このあとどうするんだー?と焦る私。
なんとか明るく場を盛り上げるが、すっかり意気消沈の様子。何を話しても浮かない表情。
その後、ガラダ橋下のレストランでお食事しましたが、オーダーするときになって「僕は食べたばっかりでお腹すいていないから」とおっしゃり、結局私一人でお魚を平らげ当たり障りのない会話で終始しました。
食事のあとは、綺麗な場所を案内してくれるということでトプカプ宮殿近くの海峡が綺麗に見えるスポットへ。
そこで「僕は真剣にガールフレンドが欲しい。シングルの友達がいたら紹介してくれないか」と彼。
誰でもいいんかーい!って感じですね。
それはそうとさすがに遠距離すぎて日本人のお友達を紹介するのは難易度高い。やんわりお断りしましたが、「ぜひ!!!」と前のめりのご様子でした。やれやれ。
海を眺めたあとはトプカプ宮殿に隣接するギョルハネ公園へ。公園はチューリップ祭り真っ盛りで広大な敷地にチューリップが咲き乱れていて素晴らしかった。夕方で陽が陰っているのが残念。
ここはこの季節、ぜひ訪れてほしいスポットですね。
ギョルハネ公園を抜けて、アヤソフィア&ブルーモスクゾーンへ。
日没前のアヤソフィア前はすっかり空いていて昼間の混雑が嘘のよう。
チューリップのフラワーカーペットを堪能することができました!夕方が狙い目です!!
たった1日の観光ながら濃厚な出会いがあったイスタンブール。
2回目の来訪なので端折りましたが、またゆっくり訪れたい街です。
そして、このあと5月上旬にチューリップを見にオランダ訪問予定なのに、すでに満足するほどチューリップを見てしまいました。
いいシーズンに来れてラッキーということで。
後ろ髪を引かれつつ、夜行列車で次の国、ブルガリアへ向かいます。